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＜用語説明＞

毛氈（もうせん）	結納セットを飾る際に敷く赤い布です。お使いになられると結納セットがより引き立ちます。

結納セットを包む風呂敷	結納セットは箱に入っていますので、現地に持って行くまでに包んでおくための風呂敷です。

儀式3点セット	広蓋、ふくさ、ふろしきの3点のことです。この儀式セットを使って結納を納めるのが正式なスタイルです。家に3点セットがあれば、それをお使いください。略式セットの場合でも、儀式3点セットをお使いになられるとより丁寧なスタイルになります。

家族書・親族書	家族書は同居の家族を書きます。親族書は本人からみて「おじ」・「おば」まで書きます。最近は略される場合もありますが、双方の親戚をお知らせするのに役立ちます。

受書	結納を受け取りましたという証になるものです。男性側が結納を購入された際に同時に購入する場合と、女性側が購入する場合があります。どちらでご用意するかお話し合いください。

儀式扇子	縁起のよい末広がりのセンスを儀式の際には持ちます。また、結納の際は、目の前に扇子を置くことにより扇子を敷居に見立て、相手に対してへりくだっているという態度を表します。非常に丁寧なしきたりの行い方になります。

掛け軸	結納の際には、高砂や鶴などのおめでたい掛け軸を床の間にかけます。山水などの掛け軸は縁談が流れるなどを連想するため、結納の場にはそぐいません。

お茶受けセット	おめでたい席にぴったりの「こんぶ茶」と「らくがん菓子」がセットになっています。通常の緑茶などを、お茶を濁すなどと言う意味にとられますので、おめでたい結納の席では使わないのが通例です。

お土産	お土産は、必ず持っていかなければならないものではありませんが、これから親戚付き合いが始まりますので、礼儀としてお持ちになられた方がよろしいでしょう。女性側も手土産としてご用意された方がよろしいでしょう。お土産に決まりはございませんが、お菓子や清酒、お住まいの地域の特産品などが一般的でしょう。また、ご家族の方へ財布やネクタイ、子供には図書券などをお土産にされる場合もあります。

線香	ご先祖様への挨拶として線香を持っていきます。女性側は男性側のご自宅にうかがう際にご用意ください。ホテルなどで結納式を行う場合は、違う日に自宅にうかがう際にご用意ください。

結納返し	結納返しとは、結納をいただいたことに対するお礼と、これからよろしくお願いしますという気持ちを表すものです。最近では、結納式当日に行う同時交換のスタイルが増えています。この場合は時計などの記念品を記念品セットに乗せて返すケースが多いです。また、正式には日を改めていただいた結納セットと同等か少し控えめなセットを持っていきます。地域性が強いので詳しくはお問い合わせください。

荷出し関係	嫁入り道具を新郎側に運び込むことをいいます。最近では新居にクローゼットなどが付いている為、荷出しは減少傾向にあります。詳しくはこちら。

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